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でもちょっと待って下さい。 実は売上が上がらないと悩んでいるECサイトは、基本的な事が出来ていない事が多いのです。 参考までに、私がECサイトを担当する時にチェックする13個のポイントについて 集客の定番、リスティング広告の施策を「集客」サイトに来た人を追いかける施策を「追客」サイト内でのコミュニケーション施策を「接客」 の3領域に分けてご紹介しますので、基本が押さえられているか一度チェックしてみてください。 最も売り上げ向上が期待できる通販カートNo1※のサービス資料をダウンロード>> ※日本マーケティングリサーチ機構調べ。 調査概要:2020年4月期 ブランド名のイメージ調査 1.集客|集客の定番、リスティング広告で抜けがちな基本施策 ※リスティング広告って何?と言う方、まずはこちらの記事をご覧ください。 ○リスティング広告とは|今更聞けないリスティング広告の基礎 1.集客|集客の定番、リスティング広告で抜けがちな基本施策1-1|キーワードの網羅1-2|キーワードのマッチタイプ1-3|キーワードと広告文の連動性1-4|キーワードとリンク先の整合性1-5|時間別・曜日別の配信設定2-追客|リターケティング広告は必須!2-1|リターケティング広告とは2-2|買わなかった人に広告を出そう 2-3|買った人にも広告を出そう2-3|ユーザーリストを使って検索ユーザーに広告を出そう3-接客|ユーザーは使いやすいサイトが好き3-1|欲しい物の見つけやすさ改善を続けるにはサイト訪問者の行動を把握しましょう3-2|商品画像と説明文3-3|購入までのプロセス3-4|スマホに最適化まとめECサイトのリニューアルで売上アップを成功させるには?【PR】 1-1|キーワードの網羅 リスティング広告のアカウントでありがちなのが、入札すべきキーワードを網羅出来ていない事です。 例えば、アパレル通販サイトなら「ファッション」など、検索数が多くコストが掛かりがちなBigキーワードだけ入札していたりすると、 「レディース ニット 通販」などの細かいキーワードで検索しているユーザーを取りこぼしている可能性があります。 「レディース ニット 通販」「シャツ 通販 安い」など細かいキーワードを網羅する事で、費用対効果を改善する事が出来ます。 1-2|キーワードのマッチタイプ 例えば、検索数が多い「ファッション」などの単体キーワードを部分一致で入札すると、 「ファッション」に関連する色々なキーワードに広告が出るので、掛かるコストも大きく費用対効果が悪くなりがちです。 マッチタイプには「完全一致」「フレーズ一致」「絞り込み部分一致」「部分一致」の4種類があり、 同じキーワードでもマッチタイプが違うと広告が掲載されるキーワードも変わります。 「部分一致」で設定したキーワードの頭に「+ファッション」のように「+」を付けると「絞り込み部分一致」になり、 部分一致に比べて広告が掲載されるキーワードが限定されます。 「ファッション」単体を入札するのであれば、フレーズ一致で登録して「レディース ファッション」や「ファッション 通販」など、 「ファッション」が含まれる検索ワード以外には広告が掲載されないようにするなど、 ターゲットユーザーだけに広告が掲載されるようにする事で費用対効果を上げる事が出来ます。 マッチタイプの詳細に関しては下記のページに記載されています。 ○マッチタイプについて|Yahoo!ヘルプページ ○キーワードのマッチ タイプを活用する|Googleヘルプページ 1-3|キーワードと広告文の連動性 入札しているキーワードを広告文のテキストに入れる事でテキストが太字になり、ユーザーの視認性が向上し、 ユーザーが「探しているものに関連がある」と感じ取りやすくなる為、クリックされやすくなります。 クリックされやすくなるとキーワードの品質が上がり、クリック単価が低くなる傾向があるので、 広告文とキーワードは出来るだけ連動させるようにしましょう。 1-4|キーワードとリンク先の整合性 検索キーワードが「デニム 通販」など具体的な内容であれば、リンク先ページはサイトのトップページに設定するよりも、 デニムのページに直接リンクされている方が購入率が高い傾向があります。 ユーザーに煩わしさを感じさせないように、サイト流入から目的完了までの距離が一番短くなる導線を意識しましょう。 1-5|時間別・曜日別の配信設定 Yahoo!・Google共に、曜日や時間別に入札を自動調整する機能がありますが、実施されていない方が結構多いような気がします。 ECサイトの場合、サイトや商材によって多少の違いはあれど、最もコンバージョン数が多い時間帯や曜日の傾向があります。 一番コンバージョンが獲得出来る時に入札を上げて上位掲載を狙い、サイト流入数を稼ぐ事で効率よく売上を伸ばす事が出来ます。 例として、下のグラフで言うと、時間帯は18時~翌2時まで、曜日では水曜~金曜が最もコンバージョン数が多いので、 この時に入札を上げるように設定をしておけば、売上額を効率的に最大化する事が出来ます。 2-追客|リターケティング広告は必須! 2-1|リターケティング広告とは サイトに来たユーザーをリスト化して、そのリストに対して広告を配信する広告の事です。 ユーザーリストは「来訪して購入せず」「○○のページを見た」など、任意のセグメントで作成する事が出来ます。 媒体によって呼び名が違っていて、Googleが「リマーケティング」、Yahoo!は「サイトリターゲティング」と言う名前です。 2-2|買わなかった人に広告を出そう ECサイトのリターケティングで最も重要と言えるのが「購入しなかったユーザー」への広告配信です。 その時に購入しなかったからと言って、今後も絶対そのサイトでは買わないかと言うと、そんな事ないですよね。 検討中のユーザーや、また今度買おうと思っているユーザーもいるかもしれません。 自社サイトに来た事があると言う事は、取扱商品に少なからず興味がある、購入見込みが高いユーザーと言えるので、 見込みの高いユーザーの取りこぼしが無いようにしっかり追いかけるようにしましょう。 2-3|買った人にも広告を出そう 購入ユーザーにリターケティング広告を配信していない方は割と多いのではないでしょうか。 アパレルの様に季節ごとに商品が変わったり、コスメなど用途によって複数の商品がシリーズになっていたりする場合、 購入ユーザーにリターケティングを配信すると効果的です。 例えば、8月頃に夏服を買ったユーザーに対して、11月頃から冬服の広告を出したり、あるブランドの化粧品を買ったユーザーには、 同じブランドの別商品の広告を出すなど、一度買った事がある、リピーターになり易いユーザーに効率的にサイト再訪を促す事が出来ます。...